京の祝い箸(祝箸)へぎ入り五膳
京のしきたり
「京の箸紙」と「ヘギ入り箸紙」
│京の箸紙│
古来より京の町で使用されるお正月の箸紙は、市販されている
一般的(関東風)な箸紙と異なります。
関東の習慣では、お箸を箸紙の上部から差し入れます。
これに対して京では、お箸を箸紙の下部からお箸を差し入れます。
水引がある方が神様がお使いになるとの謂れがあります。
│ヘギの入った箸紙│
古くより京の町では、お正月祝いに用いる箸紙に「ヘギ」が
入れられています。
京では、祝い箸を松の内の間使用します。
雑煮や煮しめなどを食べた後、ヘギで箸の汚れが箸紙につかないようにする為の
先人の知恵なのです。
当社は、古くからの慣わしで使い続けている「京の祝箸(祝い箸」だからこそ、
材料から製作まで全て日本製であるべきだと考え、
日本の材料を使い、日本人が日本で作成した「京の祝箸ヘギ入り五膳」を作りました。
同じような商品を海外で作れば、はるかに安く出来上がるのですが、
それでは折角の先人達の知恵が詰まった京の文化でもある
「京の祝箸ヘギ入り」を再現できたとは言えないと考えています。
是非、一年の歳時記で一番重要なハレの日こそ、全て日本製の
「京の祝箸ヘギ入り五膳」で祝の膳を神様と一緒に頂いてください。
関東風の祝箸と京の祝箸の比較です。
関東風の祝箸は、上記画像のように
お箸を上部から箸紙に差し入れます。
一方、
京では、箸を下部から箸紙に差し入れます。